センター長 吉本 尚
2004 筑波大学医学専門学群(現在、医学群医学類) 卒業
2004-2006 北海道勤医協中央病院 初期研修医
2006-2009 岡山家庭医療センター/津山中央病院 家庭医療後期研修プログラム
2009-2011 奈義ファミリークリニック 副所長
2011-2014 三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座 家庭医療学・地域医療学 助教
2014-2018 筑波大学医学医療系 地域医療教育学 講師
2015- 北茨城市民病院附属家庭医療センター(兼任)
2018- 筑波大学医学医療系 地域総合診療医学 准教授
2022- 筑波大学健幸ライフスタイル開発研究センター センター長
世の中に無数の情報が発信される中、我々の活動に関心を持ち、足を運んでいただきありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の流行による世界的なライフスタイルの混乱により、半ば強制的にライフスタイル変容せざるをえない最中、2022年4月1日に筑波大学において健幸ライフスタイル開発研究センターが設立されました。
これまで地域の一市民・医師・教育者・研究者として行ってきた活動を、次世代のライフスタイルを開発/研究するという分野横断型・融合型の取り組みに昇華させ、さらなる社会貢献に努めていきたいと思います。
私自身は、非常に高度化・細分化する医療の中で、総合診療医としてそれぞれの専門分野を多角的に捉え、保健福祉を含めた他領域と連携し、受診される方の健康・社会問題を包括的に扱うことを日常的に行ってきました。
受診される方の職場環境、家族背景や住んでいる地域文化、コミュニティーなどを踏まえ、その方の生活に合わせた解決手段を日々創造、提案し、さらに医療機関を受診されない方を含めた地域の課題解決を都市計画や健康政策に活かす活動も行ってきました。
ライフスタイルという非常に広い概念もそれぞれの分野(飲食、運動、着衣、居住、学習、娯楽、余暇、入浴、睡眠、資産管理、仕事、交通、保険、療養、育児、介護など)が高度化・細分化しており、それぞれの専門分野を多角的に捉え、積極的に他領域の概念も取り入れるなどして課題を包括的に扱うことで、次世代につながるライフスタイルを生み出す事ができると考えております。
「次世代につなげる健康で幸せなライフスタイルを探究」「共創により新しい未来を切り拓く」ことをキーワードに、多くの方々と新しい価値創造に取り組めることを期待しております。ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。